石垣島・白保の素敵なレストラン「旬家ばんちゃん」が手作りするオリジナルお菓子「ゆがふシリーズ」のロゴデザイン、パッケージデザイン、商品カードの制作ディレクションを担当しました。

白保の農家さんが育てたお米を使ってつくられる「ゆがふシフォン」、「ゆがふさぶれ」、本当においしいです。

「ゆがふ」=「世果報」とは、世の中が安泰で皆が幸せな様子を指す沖縄の言葉。「このお菓子を手にとった皆さんに、ゆがふが訪れますように」という願いをこめて名付けられました。

2018年、白保を訪ねて、オーナーの坂東ご夫妻にお会いして以降、とてもとても大切な思いを聞かせて頂き、何度も何度も電話やメールでお話を重ね、一緒に考えて、お手伝いさせていただいたお菓子シリーズです。完成品のお披露目は、2019年の離島フェアでした。

さぶれの形は、ミルク様が持つ扇、箱は島の方が一つ一つ組み立て紙を貼り付けた手作り。イラストは白保の豊年祭で演じられる「稲の一生」をモチーフにしており、五穀豊穣・家内安全・子孫繁栄の願いが込められています。

坂東ご夫妻の白保への思い、一つ一つていねいにお菓子をつくり、食べる人に届けるまでに注がれる愛情。

人、地域、食へ誠実に向き合う姿に、いつも感動していました。このような形で関わることができて感謝しています。

ディレクション/セソコマサユキ、岡部徳枝
デザイン・イラスト/へんな優

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